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勉強はときに孤独だった|家族の理解を得られなかった私の話

はじめに:勉強は、孤独だった

「資格勉強は孤独だ」
そんな言葉を、どこかで見たことがありました。

でも私は、それを“実感”として経験しました。

忙しい仕事、育児、家事の中で、勉強を続けること。
家族に理解されないまま、それでも机に向かい続ける日々。

ときには「自分だけが頑張っている」と感じ、
ときには「誰にもわかってもらえない」と心が折れそうになったこともありました。

この記事は、そんな“孤独な勉強”の中で私が感じたこと、
そしていま誰かに伝えたいことを、正直に綴ったものです。

同じように孤独を感じながら頑張っている方に、少しでも届いたらうれしいです。


試験当日の朝も、私は家事をしていた

これは二次試験当日の話です。

緊張で眠りが浅く、目が覚めたのはまだ薄暗い時間でした。
今日が本番だ、と思いながら身支度を始めました。

でも、我が家の朝は、試験の日だからといって特別扱いにはなりません。
子どもに朝食を食べさせ、食器を片付け、洗濯物を干す。

それは、いつもの私の役割であり、誰かが代わってくれることはありませんでした。
「試験だから…」と自分から言い出すこともできず、
少しだけ深呼吸して、家を出ました。

どこかで、「なんで今日くらい…」という気持ちを抱えていました。
でもそれと同時に、「仕方ない」というあきらめもありました。


家族の理解が得られない、という孤独

妻は営利企業での勤務経験がないため、そもそもビジネス系の資格には馴染みがなく、
私が目指していた中小企業診断士の存在も、当初はまったく知りませんでした。

試験の仕組みや難易度、取得したあとの可能性や意義を、
丁寧に説明することもなく、私は「わかってくれるはず」と思っていました。

でもそれは、理解される努力を怠っていたということだったのかもしれません。

相手にとって未知のものを、説明せずに察してもらおうとするのは、
無責任だったと、今では思います。

「勉強しているのに応援されない」
その孤独感の背景には、自分自身の姿勢の甘さもあったのだと、振り返って感じます。


合格しても、孤独は終わらなかった

努力の甲斐あって、なんとか合格し、資格登録も済ませました。

けれど、それで家族との距離が縮まったかというと、そうでもありませんでした。

協会の年会費や入会費について話すのも気が重く、
「どうせまた何かお金がかかるんでしょ?」という言葉を恐れて、
つい先延ばしにしてしまいました。

実務補習や実務従事のときも同じでした。
費用のことを切り出すたびに、申し訳ないような気持ちがして、
胸のどこかがずっと苦しくなりました。

「合格したんだから、認めてもらえる」
そんな期待は、静かに裏切られていきました。


私たちの間にあった、見えないしがらみ

第一子の誕生前後、我が家は典型的な「産後クライシス」に直面しました。

どちらも初めての育児に必死で、
余裕がなく、疲れていて、言葉にする力もありませんでした。

そのときに生まれた感情の積み残しが、
今も夫婦の関係に影を落としているのを、感じています。

一緒に暮らしていても、
本当の意味で「わかり合えない」ときがある。

そしてその感覚は、勉強中の孤独ととてもよく似ていました。


孤独だったけれど、だからこそ伝えたいこと

私は「試験よりも家族を大切にして」とは思いません。

でも、「家族を大切にしながら、試験にも挑んでほしい」とは、心から思います。

私自身、もっと丁寧に伝える努力をしていれば、
もう少し違った結果になっていたかもしれません。

応援されることは、特別な力になります。
「がんばってね」の一言が、背中を押してくれます。

でも、もし今のあなたが、
私のように「理解されない孤独」に立たされているのだとしたら――
あなたは一人じゃない、ということだけは伝えたいです。

それでも続けるあなたの努力は、
誰かが見ていなくても、確かに意味があります。

そして、あなたがその先に何かをつかんだとき、
その経験は、きっと誰かを支える力になります。


おわりに:孤独を超えて、届けたい言葉

この記事は、何かを訴えたいわけでも、誰かを責めたいわけでもありません。

ただ、ひとりで勉強を続ける孤独の中にいる誰かに、
「同じような経験をした人もいるよ」と伝えたかっただけです。

資格試験に挑戦することは、
人生を変えるほどのチャレンジです。

だからこそ、その過程で生まれる葛藤や寂しさも、
どうか見過ごさないでいてほしい。

あなたの努力が、報われますように。
そして、その道の途中で、誰かと分かち合える時間がありますように。

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